令和8年熊本地震により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。今回の九州ライドでは被害の大きかった氷川町や八代にも立ち寄りました。大きなショックを受けていますが、被災地の一日も早い復旧・復興を願いながら、この旅の記録の最後をお届けします。
(微力ながら義援金等で支援させていただいています)
九州ライド4日目。鹿屋から本州最南端、佐多岬を目指します。
鹿屋からは海沿いの国道269号、ではなく、内陸に入って県道68号を進みます。

内陸ルートは前日と同じように上っては下る、スピードが上がらないルート。
恐らく同じ目的地であろうバイク達は気持ちよさそうにエンジンを唸らせて抜いていきます。

意外としっかりとした上りもあって、最大標高は600m弱。向かい風もあって中々進まないですが、佐多岬で折り返してからはこの風が味方になります。

峠を越えると海!そしてぼんやりと水平線に浮かび上がっているあの特徴的な山は恐らく開聞岳。内陸の山の中にいて遠くを見渡せてなかったですが、先端に近づいてきた感があります。

一気に標高を落として海岸まで。半島の東側に出てきました。佐多岬へは東側から回り込みます。
0mまで下ってきましたがここからは岬特有のアップダウンで、あともう少しの距離が中々縮まらない。
県道566号に入って最後の上り。最北端も近くに丘がありますが、そちらとはまた全然違う趣です。

岬の観光案内所に到達!自転車は自分以外はいないようでした。
最南端までは徒歩でないといけません。自転車と記念撮影できるところはないかなと思いましたが、ひとまず最南端へ向かいましょう。スリッポンに履き替えて歩き始めます。
最南端までは徒歩道が整備されています。片道1km程度。往復で80mほど登るようです。

最南端到達!

最南端の景色を目に焼き付けたら観光案内所まで戻ります。復路は上り基調、気温が上がってきたのもあって暑い!

観光案内所の売店でソフトクリーム買ってクールダウン。ステッカーも買いました。最北端のものと比べるとデザインの趣向が全然違う。
さて、自転車と記念撮影しなければ。展望台まで自転車を持っていき、近くにいた方に撮影をお願いしました。
「え?この角度でいいの?」
と言われて撮影した写真がこちらです。

さ、最南端が写ってない!
どうしてこの角度にしてしまったのか、自分でもよく分かりません。どう見てもその横にあるパネルの後ろに立って最南端を写す事を期待した撮影スポットです。
群馬に帰ってきて仕事をしてる最中に急にハッとあの時の撮影者の疑問の声に気付きました。
そんな違和感もこの時はありません。満足して最南端に別れを告げます。なんてこった。
観光案内所の売店にはカロリーが摂れる補給食はありません。佐多岬近辺はコンビニもないです。佐多岬から20km弱ほど進んだところにAコープ佐多店があるのでここで一休み入れます。

休憩したら追い風に乗ってひたすら桜島に向けて国道269号を北上、途中国道220号に切り替え。南大隅町の市街辺りまで来ればコンビニも普通にあり、桜島までの間に道の駅も何個かあります。
追い風が気持ちいいので垂水の道の駅まで一気に進んでしまいます。

垂水あたりからは桜島がよく見えるようになってきます。
というかもうここからは桜島しか目に入りません。圧巻の存在感。

交通量も徐々に増えていきますが、意外にも(?)桜島への分岐となる国道224号に向かう車は少なめで、多くが霧島方面へ曲がっていきました。
桜島に近づいてしまうと逆に山体を拝めなくなっちゃうかなと思いましたが、展望スポットはいくつかあって間近で見ることができました。

時間に余裕があるので上った先にある湯之平展望所にも立ち寄ります。

海抜0m付近から360mまでしばしの上り。
展望台に到着すると何やら行列が。展望台に上がるのに行列になっているのかと思ったけど、どうも帰りのバス待ちの行列らしい。

上からはこんな感じ。

これから向かう鹿児島市街地もすぐそこに。
人混みが嫌なので写真に収めたらすぐ退散。下ってフェリー乗り場付近にある道の駅でなにか食べよう、と思ってましたが17時で閉まっていました。上ってなければいけたな…!
仕方ないので今日のゴール鹿児島市街へ向かうためフェリー乗り場へ。
フェリー乗り場に向かうと今度は車の行列。結構並んでます。これすり抜けていくのはちょっと気が引けるのだが…。
徒歩で乗る人用の順路が別であったりしないのかと交通整理してる方に尋ねてみるも、そういったものは無いらしい。たぶん大丈夫だから車の横通って料金所に向かってほしいとのこと。
ということなので車の視線を感じながら最前列へ。料金所の手前まで来たらより強い視線を感じながら案内待ちの車の前へ出ます。気まずい!
料金所のお兄さんはこちらに気付く。前の車が料金を払ってその先の列に詰まっている間にこちらまで来てくれて別対応で通してくれました。助かる!結果的に私が横入りしたことによるタイムロスはなかったことになります。こういう車からのヘイトを軽減してくれる措置は助かります。できれば繁忙期だけでも徒歩・自転車用の順路を用意してくれたらもっとうれしいけど。

フェリー待ちの行列も最前列に通される。バイクの方も最前。まぁもうこれは案内に従って動いているのが見えてるので堂々と前へ行きます。

桜島フェリーは本数も多いし航行時間も短いのであっという間に出発・到着。船内でゆっくりする時間はありません。
本日のお宿は鹿児島県庁付近。フェリー乗り場からは少し南下します。少し市街地を走ってから海沿いへ出ます。

市街地から赤く染まった桜島が見えます。ギャップがすごい。路肩には黒ずんだ砂、たぶん火山灰でしょう。ここまで火山が身近な都市は火山大国の日本でも中々ないでしょうね。

海岸線を走るとこの日一番の絶景を見せてくれました。ありがたや~
こんないい天気ですが明日は雨。明日は少しだけ市街地ライドをしてから新幹線輪行で小倉まで。最南端到達のこの日これだけいい天気に恵まれたのでもう何でもいいです。
ここまで4日間のライドで距離665km、獲得標高10000mほどでした。当初の計画とズレたところもありましたが無事本州最南端にたどり着くことができました!
九州はもっと楽しいルートがたくさんありそうですが、それらも走ろうとすると日程がいくらあっても足りません。またの機会に九州を違う形で周ろうと思います!
後記: ちょっと残念だった出来事
トラブルあれど終始楽しかった九州ライド。あともう少しで桜島のフェリー乗り場というところで後ろから来た地元のバイク乗りぽい人がペダルを漕ぐ仕草をしながら通り過ぎて行きました。本心は分かりませんけどまぁ自転車を馬鹿にしてるのだと思います。なんて程度が低いのだろうと呆れてしまいました。ここまで来た思い出は薄れはしませんが、嫌な後味を残していきました。
何か言いたいことあるなら直接言って欲しい。意見は聞きましょう。論理的な会話なんて期待はしていないですが。
ちょっとした愚痴でした。






